トルストイ「クロイツェル・ソナタ」を読み終える。「されど我なんじらに告げむ、およそ婦を見て色情を起す者は、心の中すでに姦淫したるなり。」(マタイ伝第5章28節) pic.twitter.com/jX2JugxhKZ
— ともも (@tomomo_saito) February 29, 2020
「弟子イエスにいいけるは、もし人妻においてかくの如くば娶らざるにしかず。イエス彼等にいいけるは、この言は人みな受納るること能わず。ただ賦けられたる者のみこれをなし得べし。」(マタイ伝第19章10、11節)
— ともも (@tomomo_saito) February 29, 2020
物語は汽車の乗客の話から始まる。どことなく「白痴」を思い出させる。ある乗客が、なぜ自分の妻を殺したのかを語り始め、これが本書の主題となる。冒頭のマタイ伝の引用は、現代でも通用する概念なのか。トルストイは、妻を殺した理由が正当かどうかの判断を読者に委ねる。
— ともも (@tomomo_saito) February 29, 2020
ベートーヴェンのクロイツェル・ソナタは、いまでいえばスポーツジムのインストラクターか、テニスクラブのコーチか。そういえば「めぞん一刻」に三鷹さんっていましたね。あ、でも、響子さんは人妻ではなく未亡人か。
— ともも (@tomomo_saito) February 29, 2020